同じファッションが趣味だった恋人との出会いの話

私が、大学3年生の頃、同じクラスに革ジャンを着てわりと可愛い子か゛居るのに気付きました。何と、それまでは全然存在感の無い子で気にもしていなかったのですが、革ジャンを着たA子が何故か気になって、ちょっと名前とか、どこに住んでいるのかとか、誰かと付き合っているのとか調べて見ました。それによると何と、群馬県実家から通っていることが分かりました。学校では一度も話した事は無く、私の事を知っているのかなと言う思いもありましたが、ラブレターでは無く普通のまあ紹介文のようなものを書いて出して見ました。すると、一月ぐらいして返事が来たではないですか。また、お礼と言うものではないけれど返事を書いて出して見ました。すると、また、返事がきました、でも、学校では顔を合わせても口を訊くこともなく、半年が過ぎる頃になると一週間に一回の割で手紙のやり取りをするようになっていました。それでも学校では合っても口を訊く事はなく、一部の友達以外周りの人誰も知らず、このころはなんか快感にも似た思いで、付き合っているのかいないのかわからない状態です。そうこうしているうちに三年も終わり、四年へ、一度も口を訊いた事がないのですが、手紙のやり取りは続きました。週一の手紙で何だかA子さんの事はかなり身近に感じ始めていて、しかし、四年はほとんど学校へ行かなくてもよく、本当に会う機会がなくなりました。私は東京A子さんは群馬そう簡単に会うことは出来ず、いよいよ卒業です。その、卒業式の日A子さんがお父さん車で、妹と一緒に着物で来ていました。その時です、本当に初めて話したのです。A子さんのお父さんの所へ行き少しお借りしますと言ってその場を離れどこか喫茶店でもと思い入りましたが、その日卒業式とあっていっぱいでした。諦めて、外で少し話してお父さんが待っているのでそこそこに別れました。しかし、ほんの少し話しただけなのに、何だか、もう、随分話しているような感覚でした。卒業してからも手紙は続き、何度か群馬へ行ったり、東京へ来たり、それでもやはり遠距離の為、なかなか合わなかった気がします。このころになると、A子さんが私に気があるのが感覚で解るようになっていました。ちょっと変わっていますよね、一年以上口も訊かず手紙だけで恋が生まれる時代だったのです。今はスマホなどがあり本人とすぐ連絡が出来る時代ですから。A子さんとは、今は何処で何をしているのか知りません。

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